横浜みなみ通信 /【避難所】双道鉄道

横浜市南部地区(港南・磯子・金沢・戸塚・栄)を中心とした 地域の歴史・情報を発信していくブログです。 2019年12月、Yahoo!ブログから移転しました!

カテゴリ: ● 日記

どうも、管理人です。
ヤフーブログサービスが2019年12月をもって終了になります。
これに伴いまして、当ブログ(双道鉄道)も運営継続が困難になりました。

管理人自身においても、2019年4月より職場が変更となることが決定し、
移設作業を行いながら、更新を続けることが困難であると判断しました。

残念ではありますが、2019年3月31日をもって「双道鉄道」のブログ活動を終了し、
ネット上での活動を以下の通り順次縮小・撤退してまいります。
(これに伴い、Twitterアカウントの運用も縮小・終了します)

2013年の開設以来、皆様には大変お世話になりました。御礼申し上げます。

2019年3月6日
管理人

双道鉄道 Web活動縮小に向けた取り組み

2019年3月中:他2ブログの廃止(双道鉄道への統合)
2019年3月末:「双道鉄道」運用終了
2019年5月末:Yahoo!ブログ・Twitterでの活動終了(記録用に非公開・移転予定)

どうも、管理人です。
Yahoo!ブログ が2019年12月15日をもって終了することになったそうです。

SNS全盛期において、好きな時だけ書き込める「ブログ」というスタイルが好きで、
いままで続けてまいりましたが、運営サイトが終了するとなるとやむを得ないですね。

当方は、2010年6月18日に最初のブログを開設して以来、
地域情報発信と旅情報・鉄道情報を主目的にインターネット上で活動を行い、
述べ13万人の方にご愛読いただきました。

最初にYahoo!ブログに出会ったのが、2009年のこと。
それから1年間、様々な発信媒体を検討した結果、Yahoo!に決めた時のことを、
いまだに覚えています。
 13年間の歴史のうち、9年間を一緒に過ごしてきた、とは感慨深いものです。

現在「双道鉄道(準備会社)」の今後については、現在未定です。
移行ツールの提供開始が、2019年5月からとのことで、
春から始まる新生活の繁忙期と被るため、移行がうまくいくかわかりません。

これを機にインターネット生活におさらばするのもいいかもしれませんが…
さてさて、どうしたものですかね…

どうも、管理人です。
新年早々暗い話ですが、ちと気になる話。

長時間労働問題について考える

先ほど、ネットニュースを見ていると気になるニュースが。

●社会問題化する「固定残業代100時間」自販機ベンダー業界からの告発
https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20190103-00109987/

ある自動販売機ベンダー会社について、ユニオン側が団体交渉を始めたという記事。
これによれば、初任給28万円のうち、基本給が16.5万円、残業代が11.5万円で
固定されていたというもの。この残業代は96時間分に相当するとのことです。

朝5時から夜8-9時まで長い日だと15時間勤務(残業7時間)にもなるとされ、
過酷な労働環境であることが推測されますし、実際ストライキに至っています。

今回問題になったのは、固定残業代の水準が最低賃金と同じ水準であるという点が、
どうやら問題提起になっており、改善ならびに未払い分の請求が焦点になります。

交通事業者においても、伸びる労働時間
様々な業界で、人手不足といわれています。
(労働者不足というのか、低賃金労働者不足かは別と考えますけど…)

特に、交通系ではバス事業者で働くバス運転士の労働環境が問題視されています。
国交省の基準によれば、拘束時間は1日最大16時間(原則は13時間)と定められ、
4週平均で、1週当たり65時間程度と定められているようです。

●国交省「バス運転者の労働時間等の基準」
http://www.jikosoren.jp/bus_jikyo/siryou/bus-kaizenkijyun.pdf

人手が不足しているため、運行シフトの穴を埋めることも大変だということで、
現場の運転資産においては休みがなかなか取れないともいわれています。

昔は、公営バスのほうが収入がいいといわれていましたが、
多くの公営バスでも民間への運行委託が進んでおり経費削減が行われました。
結果、京都市では委託先の会社が撤退する等、再来年以降の運行に懸念もあります。

●京阪バス、京都市バス受託から撤退(産経新聞 18.11.8)
(https://www.sankei.com/west/news/181108/wst1811080029-n1.html)

不景気の時代に「経費を少なくするために」と賃金体系を下げた結果、
運転士のなり手がいなくなってしまったということのようです。
教育現場でも広がる長時間労働
長時間労働で話題になったところに教育現場があげられることも多くあります。
●残業代ゼロ 教員の長時間労働を生む法制度(内田良:17.12.11)
https://news.yahoo.co.jp/byline/ryouchida/20171211-00079169/

公立中学校教員の1週当たりの労働時間が63時間18分(超過24時間33分)となり、
1か月(4週)足すと超過時間だけで約100時間程度になると考えられています。
(計算すると、98時間12分になるようです)

一方で、残業代は月給の4%(月間8時間程度の残業代)が支給となっており、
残業代はいくら遅くまでも働いても出ないことになっています(特給法による)。

参考までに、神奈川県の教員採用パンフレットに掲載されている、
待遇面を見てみましょう。

●神奈川県「教員採用パンフレット」平成29年度版
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/y4g/cnt/f7272/documents/873288.pdf

これをみると、大学卒(初任給)は24.2万円とされています。
週労働時間(40時間*4週)と超過分(24時間*4)を足すと、
週当たりの合算労働時間は、258時間になるようです。

給与が変わりませんので、式に当てはめて時給がいくらになるか計算しましょう。
(時給X円*160h)+(時給X円*残業1.25倍*98h)=24.2(万円)
X≒0.0857(万円)= 時給857円
※計算方法については、神奈川労働局の計算方法も参考にしています。

うーん、神奈川県の最低賃金は956円(平成29年当時)ですので、
100円ばかし下回るという結果になりました (;'∀')

考えたくもなかったですが、公務員でも最低賃金水準を割れるんですね…

終わりに変えて
様々な産業でも、働き方の改善が必要だといわれています。
特に、バス事業者については赤字であったことも原因ではありますが、
賃金を低いほうへ合わせた結果、なり手不足で苦しんでいるという状況です。

長時間労働と見込み残業代、不払い残業代問題は
今後解決されてほしい課題だったりもします。

どうなっていくのか、注視する必要もありそうですね。

どうも、管理人です。
鉄道関係を扱うテレビ番組やインターネット動画は様々存在しており、
鉄道を趣味とする人はそれらの番組を視聴する機会も多いと思います。

この間、NHKのWebサイトを覗いていたら面白い番組を見つけました。
今日はそんなお話を1つ。

NHK 「Japan Railway Journal」

イメージ 1
ネット上で公開されているビデオオンデマンド画面(日本語訳) [1]

NHKの国際放送である「HNK World」で公開されている番組です。
「使用されている最新技術から旅のヒントなど、日本の鉄道の秘密を発見する」
を目的に、おおむね金曜日に放送されている番組です。
● 特徴は 「全編 "英語" 放送」

おおよそ28分の番組ですが、全編「英語」で構成されています。
比較的わかりやすい英語で構成されているので、英語が苦手な人でも、
鉄道についてある程度知識があれば「あーこういうこと行っているのかな?」と
想像しながら聞くこともできそうです。

この番組のいいところ(?)は、過去に放送したものについても、
バックナンバーとして約1年間程度閲覧できることです。
2018年12月26日現在、16本が公開されていたりします。

放送内容を見ていて、バラエティに富んでいます
福井鉄道・IGR岩手銀河鉄道、しなの鉄道といった地域で頑張る第三セクターから、
江ノ島電鉄、小湊鉄道、岳南電車などの中小私鉄、
西武鉄道、名古屋鉄道、阪急電鉄、東武鉄道などの大手事業者
さらには、あずさ用のE353系や東急2020系などの車両についての解説 etc...

たまたまネットを見ていて見つけたものですが、秘かにはまっています。
この正月休み、見てみるのも面白いかもしれません。

参考資料・出典
●NHKworld 「Japan Railway Journal」公式サイト

NHKworld 「Japan Railway Journal」ビデオバックナンバー [1]

●経産省 「海外展開戦略(鉄道)」2017.10

どうも、管理人です。
今日は最近多くなっている「バス」の事故に関して。

東急バス 自動接触死亡事故から思うこと


2018年12月17日の午後2時47分頃、東京都世田谷区内を走行中の路線バスが
小学生と接触し被害者が死亡するという残念な事故が発生しました[1]。
この件について、被害にあわれた方のご冥福をお祈り申し上げます。

とはいえ、最近この手のバス事故が多い気がしてなりません。
そこで、少しだけ私の感じていることを書かせていただきます。

1.最近多い「児童とバス」の事故
その前日、大阪市淀川区において大阪シティバス(旧大阪市営バス)において
午後3時40分頃自転車に乗った小学生(女児)が接触し、
被害者が死亡する事故がありました[2]。

また、2018年8月にはバスが接触するのではありませんが、
バスから降りた小学生(女児)が、降車後バスの直後を横断し、
対向車にはねられ死亡する事故が起こっており、子どもとバスが関連する事故が
メディアなどで取り上げられることが多くなっています[2]

2.バスのほうが古くからあるのに 「バスが危険!」の声が多い…
状況について、不明なところも多く今後警察などによる捜査により、
詳細情報や「何がいけない!」ということがはっきりすると思います。

しかし、論調の中に「こんな危険なところにバスを走らすなどけしからん」と、
バス運行に対する批判の声もあることに少し、違和感を感じてなりません。

ⅰ)「三ッ沢南町」の場合(2018.8事故)

まず、2018年8月のケースです。
この路線は横浜駅と沢渡車庫を結ぶ路線であり、昭和38年に開設されました。
今回事故のあった「三ッ沢南町」の停留所は開設と同時に設置されました。

イメージ 1
事故現場の概況 (横浜市資料より)

対して、問題となった横断歩道は昭和46年12月に県警が設置しました。
さらに、この道路が変形交差点化したのは昭和62年のことで、
バス停が最も早く設置されていることになります。

これに対して、「バス停の設置場所がおかしい」というのは何というか。
おかしいのは、そのあとに道路を接続したり横断歩道を設置したほうです。

ちなみに、バス停設置に関する基準が制定されたのは平成9年のこと。
それ以前に設置されたものについて、基準が適応されていないのは、
ある意味で当然のことでもあります。

ⅱ)「都立01 学校線」の場合(2018.12事故)

そして、今回生じた東急バスの事故の場合、
路線が開設されたのは1956年に恵比寿~桜新町で運行開始になった路線です。
その当時、事故の起こった付近は畑が点在し多様な地域です。

イメージ 2

その後に急速な都市化が進み、道路整備が追い付かなかった結果、
あぜ道など細い道がそのまま「バス通り」になってしまったということです。

どちらかといえば、都市整備を行う行政・不動産事業者の問題を、
バスの運行ルート設定でケチがつけられているのを見ていて、
どことなく、やるせない気がしてきます。

3.バスを取り巻く環境は悪化するのに、増える責任
バス事業者の多くは赤字を抱えており、都市部の事業者は
様々な合理化を行いながらなんとか黒字運営を行っています。

その大きな理由は、利用者の減少です。
ピーク時と比較して40%まで減少しているので収入が減っているのです。

イメージ 3

当然、減収の中で黒字を出すために従業員の給与を削っています。
この10年でもだいぶ少なくなっています。

そのため、若い世代が運転士を目指さなくなり、人手不足も深刻化しています。
結果、低賃金で長時間労働が広がっており、業界でも深刻な問題になっています。

当然バス運転士は、気を付けて運航するわけですが、環境が悪化している中、
気を付けるところが増えていけば、体も気力もついていけないのが実情だと思います。

なんとかしていかなければならない中、バスへの批判ばかりが高まるところに
少し違和感を感じています。

4.交通問題を考えてみるきっかけにしてみては?
起こってしまった事故に対して、再発防止をとるしかありません。
神奈川では危険なバス停の移設が行われております。

また、利用者含め市民全般が、道路の使い方・安全性・危険性をしっかり議論し、
今後の交通のあり方含めて議論する必要があるのではないでしょうか。

そう思えてなりません。

5.参考資料
●東急バス「弊社路線バス事故に関するお詫びとお知らせ」18.12.18  [1]

●大阪シティバス「路線バス92系統の人身事故について」18.12.18 [2]

●横浜市「市営バスご利用のお客様の降車直後の事故について」18.9.28 [3]

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